良い組織を作るためには、
経営者による独自のセオリーが必要です。
しかし全ての企業に共通する
組織づくりの原則もおさえておけば、よりスムーズに社内体制が構築できるでしょう。
今回は
組織づくりに欠かせない原則について詳しく解説していきますね。
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組織づくりに欠かせない原則
組織づくりには、以下の5つの原則が欠かせないと言われています。
■専門家の原則
専門家の原則とは、業務ごとに専門性のある人材を雇い分業するための原則です。
これがあることによって、社員同士が協力する体制が自然に整います。
■権限責任一致の原則
組織づくりには、社員に責任感を持ってもらうことも重要です。
職務や職責に応じて社員一人ひとりに的確な権限を与えることも、
組織づくりの重要なポイントです。
■統制範囲の原則
統制範囲、つまり
管理職がどこまでを管理するかを決めることも、
組織づくりには欠かせません。
一人が管理できる人数は無限ではありませんよね。
管理職ごとに統制範囲を分ければ、的確な指示系統が整うでしょう。
■命令統一性の原則
組織では、指示が食い違うと全体の足並みが崩れます。
指示や命令は常に一人から出す体制を整え、全体を統率しましょう。
■権限委譲の原則
「仕事ができる人」とは、全ての業務を自分だけでできる人ではありません。
部下に任せられることはどんどん任せ、定型化した業務をスムーズに回すのも大切なポイントです。
▼まとめ
今回ご紹介した「
組織づくりの5原則」は、
管理職の方であればだれもがうなずける内容ばかりだったと思います。
とは言え、もしこうした原則ができあがっていないと感じる時は、企業コンサルタントの力を活用すると良いでしょう。
一般社団法人活性
経営研究所でも組織を強めるコンサルティングを全国に向けて行っています。
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